50年前のカレーうどん
三つ子の魂百まで?
突然ですが、あなたにとって「何物にも代え難い食べ物」ってありますか?
今日8月2日は「カレーうどんの日」だそうです。
そう、僕にとって何物にも代え難い食べ物こそがカレーうどんなんです。
今日はその理由と思い出を語ります。
今でも残る記憶
先日59歳になったばかりの僕ですが、それは僕が5歳か6歳の時、まだ小学校にも行っていなかった頃の話です。
僕の父親の実家は兵庫県の海沿いで、民宿を営んでいました。
おそらく夏休みだったと思いますが、家族でその父親の実家に帰省した時の記憶ですから、もう半世紀以上前の出来事になります。
こうやって記事に書くと我ながら「ええ〜、50年以上経つのかー!」って驚きますね。笑
兄と二人でボートに乗って
民宿は本当に海の近くにありました。玄関から1分ほど歩くと、もうそこは浜辺でした。
民宿をやってるわけですから、浜辺で貸し浮き輪や貸しボートも併営していたんです。
僕には歳の離れた兄が二人いて、6つ違いの真ん中の兄に連れられて、ボートに乗って沖に出ました。
透き通った海の底を眺めながら、小学生の兄の漕ぐボートはどんどん沖の方に進んで行きます。
田舎の海水浴場は、岩山に囲まれていて比較的小さな海でした。沖に出たといっても海岸からそんなに離れていなかったと思います。
我慢できないほどの空腹
照りつける太陽、穏やかな波、底が見えるほどの澄んだ海。ロケーションは最高なんですが、海岸から離れるにつれて、幼い僕はだんだんと心細くなっていったのを覚えています。
いくら小さな海といっても、まだ6歳くらいの子供ですから、目に映るもの全てが広大でした。
ボートを漕ぎ出して何時間も経っていなかったと思いますが、僕はものすごい空腹に襲われたんです。
「お兄ちゃ〜ん、💦お腹空いたー😭」
あまりにもお腹が空いたので、心細さも手伝って、幼い僕は号泣しました。
「早く帰りたい〜!😭😭😭」
むせび泣く僕に困って、兄は急いで浜へ戻ります。小学生の兄も相当焦ったことでしょう。
「我慢しろ、我慢しろ!」
と、兄は必死に僕をなだめますが、僕の空腹はピークもピークですから、わんわん泣きわめき続けました。
僕の命を救ったカレーうどん
浜辺に戻り、一目散に二人で海の家に飛び込みました。そこで頼んだ食べ物がカレーうどん。
それは、出汁もなくうどんにレトルトのボンカレーをかけただけの、何ともシンプルな手抜き料理でした。
うどんなんて、今でも1玉30円くらいで買えるゆでうどん。ボンカレーは甘口だったかな?当時は1杯いくらだったんだろう?おそらく原価なんて100円かそこらでしょう。
そんな安っい安っいカレーうどんが、5歳か6歳の幼い僕の胃袋を鷲掴みにしました。
熱々のカレーうどんを一口食べたあの瞬間、僕は命を救われた思いでした。とんでもなくおいしくておいしくて、あの時の満足感を今でも覚えています。
僕にとっての「何物にも代えられない食べもの」
それ以降50年以上に渡り、僕にとっては何物にも代えられない特別な食べ物となっています。まさに三つ子の魂百まで。(使い方合ってる?)
60年近く生きている今でも、たま〜に食べたくなります。
30円のうどんを軽く茹でて、120円くらいのボンカレーをかけて食べます。(今ではレンジでチンで温まります)
出汁は要りません。ボンカレーは甘口でないとダメです。
一口食べると、幼い頃のあの記憶が蘇ります。あの空腹。あの悲しさ。
本当にトラウマって恐ろしいですね。
あ、うちの冷蔵庫にうどんがある!ボンカレーもある!昼はカレーうどんを食べよう!うどん茹でる、ボンカレーかける、ただそれだけ!
あなたにとって、何物にも代え難い食べものって何ですか?
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それでは、本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


空腹は耐えられないですよね!
ボンカレーうどん食べてみたくなりました🍛✨